前期は部活動と学習の両立 後期は本格的受験勉強のスタート
スタートの中学1年生、受験の中学3年生。その間にある中学2年生は、一歩進んだ自分を確立し始める時期です。家庭、学校、その他の比重を自らの力で配分し、学習生活においてもそれぞれのスタイルを身につけていきます。
しかし、それは往々にして"自分の学力はこれくらいだ"と自分自身の評価を固めてしまうことにもつながります。得意・不得意が成績に現れ、学習する教科としない教科が選別されていきます。その結果学力差が広がり、学力が固定してしまうのです。いわゆる"中だるみ"の学年にあたる子どもたちの指導には、学習の目的と方法をていねいに伝えることが必要です。
では、"継続的に学習させる"とはどういうことでしょうか。"しないから強制的にやらせる"というのではなく、むしろ生活の中に根を張り芽生えている能力を認め、それを伸ばしてあげることに意義があります。そこで一人ひとりのスタイルにあった学習プランを用意することができて、初めて大人の指示や指導が子どもたちに伝わるのです。
京葉学院では、中2を大きく前期と後期に分け、前期は部活動と両立できる学習スタイルを築くことに主眼を置きます。後期は受験勉強スタートに最適な時期ととらえ、進学オリエンテーションなどを実施し、受験態勢を整えていきます。